その油(OIL)。まだ使いますか? 其の壱
こんにちは。カウンセリングroom sou 福住です。
さきほど、お買いものへいきましたら、米麹は売り切れ。
甘酒はありましたので、自家製甘酒をつくるのかな?
なんにせよ、手造りはいいものです。
お買いものへ行ったもうひとつの理由は現調(現地調査)。
広告を制作していた頃からのクセもありますが・・。
発酵食品が身体にいいことはなんとなくみなさんもご存じかとはおもいます。
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発酵食や酵素食もさることながら
あなたのお食事のなかに含まれている油(OIL)。
どのようなものをお使いですか?
もし、サラダ油やオリーブオイルなどを普段使いにされているなら
あなたの不調はそのせいかもしれません。
お店に並ぶサラダ油。安価で広告でも目玉商品の一部になっています。
サラダ油が日本で誕生したのは大正時代のこと。
当時、欧米で人気のあった生野菜に塩とお酢、油をかけて食べる
サラダを日本でもつくれるようにと
冷たくしても白濁しない精製度の高い油が開発されたのです。
- 紅花油
- ひまわり油
- 綿実油
- 大豆油
- コーン油
- ごま油
- 米ぬか油
- 落花生油
- キャノーラ(菜たね)油
これら9種類の油には<リノール酸>という脂肪酸が多いのです。
『 えっ? でも<リノール酸>は必須脂肪酸って学校で習った気がする・・』
そうですね。
<リノール酸>は人間の体内ではつくることはできません。
ですから、お食事から摂るほかないのですが、<リノール酸>が含まれていない食品は
甲いかとアカニシ貝と植物性クリームパウダーの3つだけ。
つまり、どの食品にもおおよそ含まれています。
『 <リノール酸> なにがいけないの?』
<リノール酸>から変化する<アラキドン酸>は脳へ作用します。
その役割を果たす一方で
あたかもホルモンのように働くホルモン様物質を生成します。
そのホルモン様物質が体内で炎症を起こすのです。
<アラキドン酸>が血液の中に多いと
女性の大敵【お顔のシミ】【しわ】が多くなります。
そして、<アラキドン酸>によるホルモン様物質は
花粉症、アトピー性皮膚炎、ぜんそくなどのアレルギー性の症状を招きます。
アレルギー症状が出るまでをまとめてみると・・
体内に入ってきたアレルゲン
【あなた】の免疫チームが『アレルゲンだ!』と察知します。
免疫チーム司令塔であるTリンパ球が『異物に対抗する抗体を製造!』と
Bリンパ球に指令を出します。
Bリンパ球で製造された抗体は異物を排除しようとする抗体群(IgE、IgG)に送られ
皮膚や粘膜に多いマスト細胞や白血球の一種である好酸球で再度
アレルゲンの侵入に備えます。
このマスト細胞や好酸球内で<アラキドン酸>が多い状態だと
アレルゲンが再び、やってきたときに炎症を起こす物質を放出するスイッチがonに
そうして、炎症を伴うアレルギー症状を引き起こしてしまうのです。
それだけではなく
世界中の研究によって突き止められている『がん』の危険因子でもある
<アラキドン酸>。
わたしたちの体内では、毎日、相当な数の細胞が発がん物質などによって
傷つけられていますが、その多くは免疫細胞によって正常細胞へ修復されます。
しかし、多くの<アラキドン酸>が摂りこまれ、細胞の炎症が長期間に及ぶと
修復されずにがん細胞へと成長し、そればかりか増殖してしまうのです。
動脈硬化の真犯人でもある<アラキドン酸>は、メンタルの面においても
脳力の面でも悪い作用を及ぼします。
脳の60%は脂質でつくられています。その内容-脂肪酸の種類によって
機能が変わるのは明白ですね。
実験では<リノール酸>の多い紅花油を食べたラットの子の脳に<アラキドン酸>が多く、
魚油や<α-リノレン酸>の多いえごま、しそ油を食べたラットの子には<DHA>が
多いという結果があります。
また、うつ病患者の血液を調べたところ、<アラキドン酸>が多い人ほど重症である
という研究結果もあります。
『じゃあ、<リノール酸>ではないオリーブ油ならいいじゃないんですか?』
ん~っ!
オリーブオイルって【からだにいい】というイメージがありますよね。
わたしも結構、使っていました。
イタリア料理が流行って以来、店頭にも顔を見せないときはないですしね。
そろそろ、お時間となりますので
オリーブオイルは次回につづく・・
【参考文献:あたらしい栄養学、オリーブオイル・サラダ油はやめなさい、健康管理学テキスト】