インナードライ 【“性”的欲求 】
「 わたし、ずっとガマンしてるのよっ! 」
彼女は私にこう放った
彼女が何をガマンしているのか…?
“ 性 ” への欲求である
食欲・睡眠欲・性欲
この欲求がバランスよく保たれているとき
最良のパフォーマンスをする事が可能なことを私たちは無意識に知っている
「 わたし、ずっとガマンしてるのよっ! 」と
彼女が私にこう放ったそのガマンしている事とは…
家族のために 【 お食事を作ること 】
ずっと、大家族に憧れ続け
人生の途中で義親との同居も経験し
いまはお子さんと同居するために
家まで購入した
そのお子さんが中学生の頃
彼女は仕事があまりに忙しく
睡眠時間も3時間ほどで毎日を過ごしていた
だから、お子さんがその頃
どんな風に時を過ごしていたのかを
覚えていないという
『 必死だった… 』
そうしてその頃の事で、いまでも折にふれ
お子さんの感情が爆発してしまうそうだ
このお盆休みも2人で巡礼旅をすると
とても楽しそうに話していたのに
お休みまえになってお子さんの感情が爆発し
取り止めになったという
「 わたしはやれるだけの事はやってきたし、もうこれ以上、あの子にしてやれる事はない… 」
家族の為に健康を考え、毎日かかさずに作っていたお食事を作っていないという
もう、1週間以上も…。
彼女の “ 性 ” 的欲求
それはとてつもなく大きな 母性
その “ 性 ” 的欲求を
天の岩戸の様に封じ込めると決めたが故にとても苦しい状況にいるのだと
ポツリポツリと言葉がこぼれ始めた
『 お子さんの感情はお子さんのモノであって〇〇さんのモノではないのでは…?
〇〇さんの感情を他の方がわからないように
他の方の感情を〇〇さんがどうにかできるものではないです 』
〇〇さんにはご自身と他の方との境界線を切り分けていく作業をして頂いた
今朝
「 ふみちゃん、いつも気にかけてもらって有難う御座います 」と
連絡が入った
一気に元気を取り戻した様で
よかった…(^-^)
大きすぎる母“性”という欲求が満たされず
心がガサガサとインナードライを感じる時
彼女の場合、偏頭痛が起きる
その事をお伝えすると
グサリと胸をさしたようで
「 思い当たる節が、ある 」と
ひとは、どうにもならない事でも
グルグルと思考し、心を悩ます
何にでも白黒ハッキリしないと気が済まないという彼女にとって
他の方の “ 感情 ” というモノは
複雑すぎるのだろう…
そして、そんな自分のことを
キチンと誰かに認めてもらいたいのだろう…
今日も
母として、妻として、女性として
朝から元気な1日をスタートさせたと
連絡があった
彼女の
“ 性 ” への欲求が満たされたのだと
そう感じた
心がガサガサと
インナードライを感じ始めたら
ご連絡くださいませ
家族ひとりひとりが自律し
幸せを感じられる
コーチング・カウンセリングの
ふくずみふみこでした