-STORY- ④ ホメオスタシス療法 脳の健康編 【食から考えてみよう】
「 脳にとって必要な栄養素を効率よく摂るにはどうしたらいいの? 」
「 それに、糖質は摂らないと脳がエネルギー不足になるって言われてますよね?」
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そのお話は前回の
-STORY- ③ ホメオスタシス療法 脳の健康編 【食から考えてみよう】
おわりの部分で出てきていましたね。
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「 脳にとって必要な栄養素を効率よく摂るためには調理方法や食材の○○○が大切になります 」
っと、そのまえにすこしだけ。
脳内のおもな神経伝達物質についてその名前と役割をサラリと知っておいてほしいのです。
脳内に入ってくる様々な情報の数々。
その配達役を担っているのが神経伝達物質です。
神経伝達物質は大きく分けて3つ。
それぞれの役割は
この3つの神経伝達物質のバランスが崩れると、イライラしたり、落ち込みやすくなったりと
こころの状態が不安定になるんです。
だからこそ!
「 脳にとって必要な栄養素を効率よく摂るためには調理方法や食材の○○○が大切になります 」
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たまご ― たまごかけごはんに
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牛肉 ― 焼き加減をミディアムレアに
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お魚 ― お刺身として・・効率よく摂取してください。
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お豆腐 + かつお節
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納豆 + うずらの卵
そうです。
さきほどの精神を安定させる働きをもつ
お刺身の仲間にはビタミンB群が!
☆ 脳の機能をアップするのに特に重要な役割を果たすビタミンB6は
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カツオ
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まぐろ
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さけ などに
☆ ナイアシンは
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たらこ
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カツオ などに
☆ 葉酸は
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レバー などに多く含まれます。
このビタミンB群も、熱によって壊れてしまうため、効率よく摂るにはお刺身やカルパッチョで!
レバーに含まれるものには鉄分がありますね?
特に女性の頼れる味方です。
レバーなどの動物性の食材に含まれるのものは「ヘム鉄」といわれ、
ほうれん草などの食物性の食材に含まれるものを「非ヘム鉄」といいます。
非ヘム鉄の食品を摂るときには
鉄分を吸収を促進してくれるようにタンパク質やビタミンCをご一緒に!
鉄製のおなべや鉄瓶などで調理し、吸収する方法もあります。
「さかな、さかな、さかなっぁ~♪ さかなを 食べると~♪
あたま、あたま、あたま~♪ あたまがよくなる~~♪」
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さば
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いわし
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さんま などの青魚。
DHAやEPAは 多価不飽和脂肪酸・n-3系と呼ばれる良質な脂質を含んでいます。
特にDHA。
脳の神経細胞膜にも含まれる重要な栄養素です。さらに、脳の機能アップにも関わるとなれば
歌のとおり、食べないわけにはいかないでしょう。
ひとつ、ご注意していただきたいのは、DHAやEPAなどの多価不飽和脂肪酸は酸化しやすので
干物などで買った場合でも、期限内には消費してくださいね。
話題の亜麻仁油・しそ油などはα-リノレン酸が体内で変化してくれますので、
サラダのドレッシングなどに取り入れてみてください。
高血圧の予防効果などもあります。
脳に必要な栄養素を効率よく摂取には?
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良質なタンパク質・ビタミンB群を熱を加えず、生で!
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食物性の鉄分を摂るときには、タンパク質、ビタミンCをプラス!
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青魚を摂る!
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多価不飽和脂肪酸の油を意識して摂る!
すぐにできることばかりですね。
「糖質を摂りすぎると、みなさんの毎日に○○○な変化が起きているのではないですか?」という
お話は、つぎの回の -STORY- ⑤ ホメオスタシス療法 脳の健康編 【食から考えてみよう】で。