Fair distribution (フェアディストリビューション)
【 女心と秋の空 】
空を仰いでお天気を心配するのはなにも、遠足や運動会だけではありません。
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わたしが街ブラをすると、必ずと言っていいほど、coffeeshopに立ち寄ります。
そこで目に入るのは “ Fair trade(フェアトレード)”の文字。
直訳すると「公平な貿易」
Fairtrade Label Japan によると、フェアトレードの定義するところは
開発途上国の原料と製品を適正な価格で継続的に購入することにより
立場の弱い開発途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指す「貿易のしくみ」
だそうです。
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過日、2週に渡って、稲刈りのお手伝いに行ってきました。
訪問先はクライアントさんのお宅。
おじいちゃんが愛情込めて、長年の智慧と勘(感覚)から
その地域でも良質な品質を保ちながら、店頭で販売をしているもの。
GWには、田植えのお手伝いもさせていただいたので、その稲が
太陽のエネルギーをサンサンと浴び、山から流れる清水と大地の栄養と
空からの恵みによって見事に育ち、
この手で刈り取れる喜びは言葉にするのが難しいのです。
ただ、長いこと感じていなかった感覚
外で風を受けながら、太陽の陽射しに照らされながら
自分の手や足を動かして労働することによって、頭からつま先まで
汗と土とでドロドロになり、
家路に着いたころには、爽快な疲れと眠さ
お昼にいただいたおそうめんの冷たさがものすごく体を潤した感覚
食卓を大勢で囲み、あーじゃ、こーじゃと語ったり
庭先ではみんなでジュースを分け合ったり
手押し車を一緒に押したり
重たいモミ袋を息を合わせて運んだり・・・と。
書き出そうと思えば、いくらでも書くことのできるほど
半日×2日間の
濃ゆい、濃ゆ~~い体験であったことには変わりありません。
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農林水産省のデータを見てみると
農業に従事する労働者は
平成22年 約260万人
平成28年 約181万人 と およそ80万人の減少
(うち女性:約85万人 65歳以上:約120万人 基幹的従事者:約150万人)
農業のみの従事者は約31万人程度。
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私たちがお手伝いに伺ったご家庭も、通常はおじいちゃんが作物を育んでいます。
草刈り、田植え、稲刈りの際はどうしても人手が必要になります。
それは、古くからの慣習(祭事)や、地域の管理組合(田畑に引込むお水など)との
共存のため、作物の状態とスケジュールがマッチングしないことがあるそうです。
作業のひとつひとつは難しいものではありませんでしたがなにせ、相手はいきもの。
限られた時間の中で、やらなくてはいけません。
普段は、家を離れている家族も帰ってきてくれていて
クライアントさんご一家とわたしとツレも微力ながら、がんばりました。
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2回目に伺った際に、お父様からうれしい言葉も頂戴しました。
「今年いっぱいで(心理)サポートが終わって、先生と切れてしまうのが不安なようです。来年もなにか、考えてもらえませんか?」
しばらく、作業をしていると
「今年は先生が来てくれるからって、子どもらも手伝ってくれてる。
去年は、コンバインに追われながら
(おじいと2人)手刈りしないと間に合わなかったんです。
去年を思うと本当に楽させてもらってます。」
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若い彼らのサポートができるのであれば、わたしは
セッションであろうと、料理であろうと、ただそこに寄り添うだけであろうと
農作業であろうと(!笑!)
方法は何でもいいと思っているところがあります。
先日の記事にも書いていますが
こどもをheadline(主役)にした子育ちをサポートすると
家族という(集団)ちいさなまとまりが次第に機能し、
強靭な礎になるからです。
わたしのクライアントさんの変化もとても大きかったのですが
親御さんも目覚ましく変化を遂げていかれたのは明白です。
(でなければ、協働で農作業できませんからね~~)
帰る頃、
「先週刈り取ったやつ、持ってってください!あとは精米するだけになってるんで!!」と
米袋、頂きました♡
日本一早い(!?)もち米でつくったおこわ。
もっちもちで美味♡
スルリとお腹に入っていってしまい、あっという間にお茶碗が空っぽに!(苦笑)
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タイトルの
Fair distribution (フェアディストリビューション)
直訳すると「公平な流通」となりますが
一体、なにをもってして公平と言えるのだろうか・・?と
長年、広告を作っていた身としてはおもうのです。
(同じ商品でも店舗によって差替え価格があるので)
冒頭のフェアトレードの定義の中で
“
原料と製品を適正な価格で継続的に購入することにより
立場の弱い開発途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指す
”
とありましたが、
この文面の“開発途上国“はいま、
この日本の各自治体や市町村のような気がしてなりません。
前述のおじいちゃんが愛情込めて育んだもち米も
需要が減ってきているのをヒシヒシと感じているとのこと。
わたしが子どものころには、まだ東京においても
上棟式でおもちをまいたり、お赤飯をふるまっていました。
当時、大工で職人だった父が
鯛とお赤飯と折りをお土産に持ってきてくれるのが嬉しかったのを
覚えています。
また、こどもが1歳の誕生祝いに紅白もちを注文しようと
近所中を周りましたが、取り扱っているお店はなく
ネット注文をした過去もあります。
最近では、女の子が初潮がきてもお赤飯を炊いてお祝いをするご家庭は
あまりないそうですね。
“恥ずかしいから”とかインモラル(不道徳)な社会的背景から
10代のころの【女性になる】というお祝いを受け入れていないのに
そのあとの人生のあらゆるシーンで【女性】を痛感していきながら
生きていくのはしんどいでしょう。
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話をもどしますと
自由価格競争のなかで、流路がこれだけ爆発的に増え
それを選択する自由も増えたように感じられますが
その中で何をもってして
【Fair distribution (フェアディストリビューション)公正な流通】なのかを
考えることと
その中で何を取捨選択するかは
あなた自身の価値基準や判断基準でいいとおもうのです。
古き良き日本の慣習と未知なる新しきものが融合してカオスな
“いま”という現状の中で
じっくりと・しっかりと・自分を見つめて
強い丹田とブレない軸足をもって、ご自身の人生を一歩、一歩と
その道をすすめばよいのです。
私たちはたとえ、親類縁者であって血がつながっていたとしても
ひとりひとり違う人間なのですから。
他の人と自分を比べて、その【差】に
恐れを抱いたり、不安になったりしなくていいのです。
その【差】を取ることが
【差取る】=【悟る】ことと、どこかのお坊さんがお話されていました。
その【差取る】プロセスが【悟り】
その【差取る】プロセスがNLP(神経言語プログラミング)のなかに
セラピーの中にふんだんに盛り込まれています。
そうして本来の自分を生きている人はめちゃくちゃ優しいのです。
そうして本来の自分を活きている人はめちゃくちゃ強いのです。
あなた自身に潜在している能力のなかに価値基準があります。
それを明確に知ることによってあなた自身のいまが分かるようになります。
それをはっきりと導きだす事によってモヤッとして見えにくかったなにかが
急に流れだすかもしれません。
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きっと自分では気付けなかった【何か】がそこにはあります。
NLP(神経言語プログラミング)・心理学
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